2020年04月25日
県要請報道2
RKKに報道してもらいました。
ありがとうございます。
動画は1分過ぎたあたりから当該箇所となります。
http://rkk.jp/news/backno_page.php?id=NS003202004241837250111
□「疲弊している」物資不足の医療現場から切実な声
新型コロナウイルスの感染リスクが高まる中病院などの医療現場ではマスクや消毒液が不足しています。
「マスクが破れるまで使ってくれと言っている病院もある」(県医労連・田中直光副執行委員長)
医療現場で働く人たちの労働組合が県に対し苦しい実情を訴え支援を求めました。
労働組合がマスクの在庫について県内の複数の医療施設に行ったアンケート調査では平均で残り8週間分となっていて今月中に底をつく施設もあるということです。
また、手作りの布マスクで対応を余儀なくされる施設もあり感染リスクと隣合わせになっているといいます。
「家族にうつしはしないかと心配して疲弊してきている」(現場で働く看護師)
こうした現状を改善するため労働組合はマスクや消毒液などの物資が医療現場にいきわたるよう県に対策を求めました。
ありがとうございます。
動画は1分過ぎたあたりから当該箇所となります。
http://rkk.jp/news/backno_page.php?id=NS003202004241837250111
□「疲弊している」物資不足の医療現場から切実な声
新型コロナウイルスの感染リスクが高まる中病院などの医療現場ではマスクや消毒液が不足しています。
「マスクが破れるまで使ってくれと言っている病院もある」(県医労連・田中直光副執行委員長)
医療現場で働く人たちの労働組合が県に対し苦しい実情を訴え支援を求めました。
労働組合がマスクの在庫について県内の複数の医療施設に行ったアンケート調査では平均で残り8週間分となっていて今月中に底をつく施設もあるということです。
また、手作りの布マスクで対応を余儀なくされる施設もあり感染リスクと隣合わせになっているといいます。
「家族にうつしはしないかと心配して疲弊してきている」(現場で働く看護師)
こうした現状を改善するため労働組合はマスクや消毒液などの物資が医療現場にいきわたるよう県に対策を求めました。
2020年04月25日
県要請の報道1
毎日新聞に報道していただきました。
ありがとうございます。
https://mainichi.jp/articles/20200424/k00/00m/040/220000c
熊本の医療・介護現場、切迫 消毒エタノール不足3割超、マスク配布3日に1枚…
毎日新聞2020年4月24日 20時23分(最終更新 4月24日 20時23分)
消毒用エタノールは3割以上の現場で不足し、在庫は平均あと3週間分。マスクが3日に1枚しか配布されない現場もあり、在庫は平均あと8週間分しかない――。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、熊本県内の医療・介護従事者の労組でつくる県医療介護福祉労働組合連合会(組合員約2400人)が実施した緊急調査で、現場の切実な実態が明らかになった。同連合会は24日、県に対し、「医療・介護従事者は感染リスクに不安を抱きながら勤務を続けている。医療崩壊を起こさないよう最大限の対応をしてほしい」と訴えた。
労組が緊急調査
新型コロナウイルス感染者の入院のため、県が確保した病床は38カ所、312床。一方、同連合会によると、厚生労働省の計算式による推計では感染のピーク時の入院患者は3300人、うち重症者は112人に上るとされる。重症者の治療には、人工呼吸器や人工心肺装置(ECMO)の管理に24時間態勢で医師や看護師が従事しなければならず、人員が切迫する恐れがある。
同連合会は4月7~20日、同連合会に加盟する県内の医療・介護機関17事業所の労組に調査し、うち14労組から回答があった。
現場でのサージカルマスクの配布は1週間平均4、5枚で、最少は「3日に1枚」だった。「手作りの布マスクで対応している」「破れるまで使っている」といった回答もあった。サージカルマスクの在庫は平均で8週間分だったが、「4月中に在庫がなくなる」という現場もあった。
調査では、新型コロナウイルス感染者の受け入れについて「マスクや消毒液だけでなく、防護服などほとんどない状況で、どうやって受け入れるのか」「家族に小さな子どもや高齢者がいる人、妊婦は、感染病棟から外してもらえるのか」といった不安の声が上がった。
さらに、感染拡大を防止するために県や市町村などが実施している臨時休校も、子どもがいる従事者に重くのしかかる。「普段から人員不足の状況で、休校によって休みを取る看護師が出ることで人員不足が加速する。夜勤が労働協約の回数をオーバーする事態が起きている」との回答もあった。ある病院では、職員が県外に出るには許可が必要で「無許可で県外に出て院内感染を引き起こした場合は賠償を求める」などと言われた例もあった。
これらの調査結果を踏まえ、同連合会は県に対し▽マスクや消毒液などの確保▽PCR検査体制の拡充▽必要な病床数確保――などを要請。その後の記者会見で一二三(ひふみ)美香執行委員長は「現場は肉体的にも精神的にも疲弊している」と窮状を訴え、同席した50代の男性看護師も「職場で感染者が出れば一緒に働く仲間や家族が偏見、差別にさらされるかもしれない」と不安を吐露した。【城島勇人】
ありがとうございます。
https://mainichi.jp/articles/20200424/k00/00m/040/220000c
熊本の医療・介護現場、切迫 消毒エタノール不足3割超、マスク配布3日に1枚…
毎日新聞2020年4月24日 20時23分(最終更新 4月24日 20時23分)
消毒用エタノールは3割以上の現場で不足し、在庫は平均あと3週間分。マスクが3日に1枚しか配布されない現場もあり、在庫は平均あと8週間分しかない――。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、熊本県内の医療・介護従事者の労組でつくる県医療介護福祉労働組合連合会(組合員約2400人)が実施した緊急調査で、現場の切実な実態が明らかになった。同連合会は24日、県に対し、「医療・介護従事者は感染リスクに不安を抱きながら勤務を続けている。医療崩壊を起こさないよう最大限の対応をしてほしい」と訴えた。
労組が緊急調査
新型コロナウイルス感染者の入院のため、県が確保した病床は38カ所、312床。一方、同連合会によると、厚生労働省の計算式による推計では感染のピーク時の入院患者は3300人、うち重症者は112人に上るとされる。重症者の治療には、人工呼吸器や人工心肺装置(ECMO)の管理に24時間態勢で医師や看護師が従事しなければならず、人員が切迫する恐れがある。
同連合会は4月7~20日、同連合会に加盟する県内の医療・介護機関17事業所の労組に調査し、うち14労組から回答があった。
現場でのサージカルマスクの配布は1週間平均4、5枚で、最少は「3日に1枚」だった。「手作りの布マスクで対応している」「破れるまで使っている」といった回答もあった。サージカルマスクの在庫は平均で8週間分だったが、「4月中に在庫がなくなる」という現場もあった。
調査では、新型コロナウイルス感染者の受け入れについて「マスクや消毒液だけでなく、防護服などほとんどない状況で、どうやって受け入れるのか」「家族に小さな子どもや高齢者がいる人、妊婦は、感染病棟から外してもらえるのか」といった不安の声が上がった。
さらに、感染拡大を防止するために県や市町村などが実施している臨時休校も、子どもがいる従事者に重くのしかかる。「普段から人員不足の状況で、休校によって休みを取る看護師が出ることで人員不足が加速する。夜勤が労働協約の回数をオーバーする事態が起きている」との回答もあった。ある病院では、職員が県外に出るには許可が必要で「無許可で県外に出て院内感染を引き起こした場合は賠償を求める」などと言われた例もあった。
これらの調査結果を踏まえ、同連合会は県に対し▽マスクや消毒液などの確保▽PCR検査体制の拡充▽必要な病床数確保――などを要請。その後の記者会見で一二三(ひふみ)美香執行委員長は「現場は肉体的にも精神的にも疲弊している」と窮状を訴え、同席した50代の男性看護師も「職場で感染者が出れば一緒に働く仲間や家族が偏見、差別にさらされるかもしれない」と不安を吐露した。【城島勇人】
2020年04月24日
報道>新型コロナ/医療現場から
週刊『東洋経済』のオンラインにて
日本医労連が発表したCOVID-19(新型コロナ)に対応する医療機関の現場の声が伝えられています。
軽症とされる患者さんが専門家の管理下ではない自宅安静を強いられなければならない(入院ベッドの少なさ)や対応出来る医療従事者が少なく現場が疲弊しているのは
そもそも、日本政府が必要であるはずの入院ベッドの削減/医師・看護師は足りているという認識で医療現場のスタッフ
を抑制してきた経過があり、脆弱な医療体制に対して新型コロナという脅威に対応出来る医療(保健)機関も、人も揃えていなかったことに問題があると思います。
以下記事です。
医療従事者の「悲痛すぎる声」が映す崩壊の現実(東洋経済オンライン)
https://toyokeizai.net/articles/-/345522
2020年04月22日
コロナ拡大/医療現場の人員不足深刻
産経新聞に医療現場の人員・マスク不足についての記事の記載。
上部団体である日本医労連の調査結果が記事に載っています。
産経新聞2020.4.19 (誌面では4.20朝刊)
新型コロナウイルスの感染拡大で、医療の最前線で感染患者の命を救う看護師らの労働・生活状況が厳しさを増している。マスクや防護服などの深刻な不足に見舞われる中、一刻を争う医療現場の対応に追われ、院内感染の恐怖が常につきまとう。一方で、休校措置が続く子供のために仕事を休まざるを得なくなる人もおり、職場環境の悪化を招いている。周囲から家族が差別的扱いを受けているとの悲痛な訴えも出ている。・・・(中略)
看護師や介護職員らでつくる日本医療労働組合連合会の調べでは、マスク不足への苦悩や不満が目立った。医師が1日1枚なのに対し、看護師は2日に1枚というところもあり、「使用済みのマスクを『ビニール袋』にしまい、2日使用することの感染リスクを考えると納得がいかない」との意見が寄せられた。
深刻だったのは、子供の休校措置による影響だ。総じて看護師の2割が休暇を取らざるを得ず、外来休診・新規患者の受け入れ停止に追い込まれたり、休んだ看護師の分、他の看護師が長時間労働や夜勤回数の増加を強いられたりしているケースも出ているという。
「夫が会社から出勤を停止された」「子供の保育所から通園を拒否された」。感染リスクと隣り合わせの職場のため、家族が偏見や差別的扱いを受けているとの訴えも相次いだ。
https://www.sankei.com/life/news/200419/lif2004190043-n1.html
